『雪音の仇討ち物語』は、サークル「傾世遊庵」から2026年8月30日に発売された成人向けRPGです。
故郷と仲間を奪われた雪女の少女・雪音が、5人の仇を追う復讐劇を中心に描く作品で、公式案内では総テキスト量33万文字超、想定プレイ時間3~5時間。物語を追うことに重点を置きつつ、複雑な育成や難しい攻略を抑えた構成が特徴です。
「RPGだけれど、レベル上げや何度も同じ戦闘を繰り返す作品なのか」「ストーリーのボリュームはどの程度なのか」と気になっている人向けに、ゲーム内容やシステム、購入前に確認しておきたいポイントを整理します。
『雪音の仇討ち物語』の基本情報
| 作品名 | 雪音の仇討ち物語 |
|---|---|
| サークル | 傾世遊庵 |
| 販売日 | 2026年8月30日 |
| 作品形式 | ロールプレイング / 音声あり / 音楽あり |
| 作者 | いつきけいせい / けばぶ |
| シナリオ | いつきけいせい / 夙川鴫 |
| イラスト | いつきけいせい |
| 声優 | 浅木式 / 御子柴泉 / 恋鈴桃歌 / 藤村莉央 |
| 想定プレイ時間 | 3~5時間 |
| 基本CG | 40枚(立ち絵除く) |
| CG差分 | 200枚以上 |
| ファイル形式 | アプリケーション |
| ファイル容量 | 971.8MB |
| 年齢指定 | R18 |
33万文字超というテキスト量に対して、公式の想定プレイ時間は3~5時間となっています。読む速さやイベントの見方によって実際の所要時間は変わるため、この数字はあくまで公式の目安として考えておくのがよいでしょう。
5人の仇を追う、雪女の少女・雪音の復讐譚
舞台は、人と妖怪が共に暮らしていた「日ノ本」。雪女の里で穏やかに暮らしていた雪音の日常は、ある夜の襲撃によって一変します。
故郷と仲間を失い、ただ一人生き残った雪音。その後2年間にわたって身を潜めながら修行を続け、事件に関わった5人を追うところから物語が動き始めます。
単純に敵を倒して先へ進むというより、「復讐を果たした先で雪音が何を選ぶのか」まで含めた物語が軸です。公式情報ではエンディング分岐も用意されており、復讐そのものだけで終わらない構成になっています。
![雪音の仇討ち物語 [傾世遊庵]](https://img.dlsite.jp/modpub/images2/work/doujin/RJ01613000/RJ01612664_img_smp4.jpg)
RPG部分は「物語を止めない」快適さを重視
本作で特徴的なのが、RPGとしての歯ごたえを極端に前面へ出すのではなく、物語やイベントをテンポよく追えるように設計されている点です。
- 敵の位置を確認しやすいシンボルエンカウント
- イベント位置を把握しやすいアイコン表示
- 戦闘で敗北しても直前から再開できるリスポーン
- 難しい戦闘を避けたい人向けの「手加減モード」
こうした機能によって、失敗するたびに長い区間をやり直す負担を抑えています。公式側も「複雑な育成や難解な攻略要素を抑えた」と説明しているため、じっくり育成や高難度戦闘を攻略したい人より、ストーリーを追いながらRPGを進めたい人との相性がよさそうです。
反対に、ビルド構築やレベル上げ、装備収集などを中心に何十時間も遊ぶタイプのRPGを求めている場合は、方向性が異なります。
城下町にも寄り道イベントが用意されている
復讐対象との戦いだけでなく、移動先となる城下町にも複数のイベントが配置されています。
雪音は追われる立場でもあるため、街中での出会いや選択が思わぬ展開につながることもあります。公式説明では、一部に進行すると取り返しのつかない結果へつながるイベントがあることも示されています。
ただ目的地へ一直線に進むだけではなく、街を歩きながらイベントを見つけていく余地があるため、物語中心の作品でありつつ探索要素も残されています。
成人向けイベントはフルボイス、基本CG40枚
成人向け部分については、基本CG40枚、差分込みで200枚以上。対象イベントにはフルボイスが採用されています。
DLsite上の登録ジャンルからも分かるとおり、拘束や羞恥・屈辱系など、かなり強めの成人向け表現を含む作品です。そのため、復讐劇やダークな展開と成人向け要素が密接に結びついた作品を好むかどうかは、購入前に確認しておきたいポイントです。
一方で、成人向けイベントだけを並べた作品ではなく、33万文字超のシナリオとRPG部分を組み合わせているため、物語の背景や登場人物の関係性も含めて楽しみたい人向けの構成になっています。
主人公・雪音と4人の主要キャラクター
主人公の雪音は、襲撃を生き延びた雪女の少女。復讐を目的に2年間身を潜めて修行を続けてきた人物で、感情や身体の状態によって瞳の色が変化するという特徴も設定されています。
雪音の声を担当するのは浅木式さん。ほかにも、城下町の行商人・なずな役に御子柴泉さん、雪音の姉である氷雨役に恋鈴桃歌さん、陰陽院所属の術師・蛍役に藤村莉央さんが参加しています。
![雪音の仇討ち物語 [傾世遊庵]](https://img.dlsite.jp/modpub/images2/work/doujin/RJ01613000/RJ01612664_img_smp7.jpg)
エンディング分岐と回想部屋も搭載
本作にはエンディング分岐があり、進め方によって物語の結末が変化します。
また、いずれかのエンディングに到達すると回想部屋が解放されます。全開放スイッチも用意されているため、イベントを見直すために同じ条件を何度も再現する負担は抑えられています。
「一度クリアしたあとに別の展開を確認したい」「イベントをまとめて振り返りたい」という遊び方もしやすい仕様です。
『雪音の仇討ち物語』が向いていそうな人
- ダークな復讐劇を軸にした成人向けRPGを探している
- 戦闘や育成よりもストーリーを重視したい
- 長めのシナリオをじっくり読みたい
- フルボイスの成人向けイベントを重視する
- 何度も同じ場所をやり直すタイプのゲームが苦手
- エンディング分岐や回想機能がある作品を選びたい
購入前に確認しておきたい点
- 成人向け表現だけでなく、復讐や喪失を扱う重めの物語が中心
- 高難度戦闘や複雑な育成を中心としたRPGではない
- 公式想定プレイ時間は3~5時間
- ファイル容量は971.8MB
- 成人向け表現には拘束・羞恥・屈辱系など強めの要素を含む
特に「RPGだから戦闘や育成を長時間やり込みたい」という人と、「物語を中心にテンポよく進めたい」という人では評価が分かれやすい部分です。本作は後者に寄せた作品と考えておくと選びやすいでしょう。
まとめ:物語重視で進めたい人向けの復讐RPG
『雪音の仇討ち物語』は、故郷を失った雪女・雪音の復讐を軸に、33万文字超のシナリオとRPGを組み合わせた作品です。
シンボルエンカウントや直前リスポーン、手加減モードなど、ゲーム進行の負担を抑える仕組みが複数用意されているため、難しい戦闘よりも物語やイベントを追うことを優先したい人に向いています。
一方で、復讐や喪失を扱うシリアスな世界観と強めの成人向け表現を含むため、作風との相性は購入前に確認しておきたいところです。
3~5時間という公式の想定プレイ時間、エンディング分岐、回想部屋、基本CG40枚などを含め、自分が求めている遊び方と合うかを確認したうえで選ぶとよいでしょう。